頻発する高熱・・・、扁桃腺は切るべき?

こんばんは。カズです。まだ5月だというのに最近真夏を思わせるような暑さが続いています。北海道では39℃を超えるという前代未聞の事態が起きました。年々暑さが増しているような気がします。地球環境も心配ですが私達の生活や体も危ぶまれ、この先どうなるのか心配ですね・・・。こんな感じで季節の変わり目というか温暖差が激しい日々が続いていますが、体調管理には十分お気をつけください。

偉そうなことを言っていますが私はここ1週間、実は風邪気味でして、喉の激痛と頭痛そして高熱に悩まされました。風邪を引いたとき、病院へ行くといつも言われるのが「扁桃腺の腫れと炎症」・・・。そう、私は風邪を引く=扁桃腺の炎症なのです。小さい時から、医者には「扁桃腺が大きいから今のうちに切ったほうがいいよ!」と言われ続けていましたが、手術が嫌で放置、そして現在に至っています。小さい時や若い頃は扁桃腺から熱が出ても、痛みもそれ程強く感じず(単に小さい時から慣れているだけ)、熱も1、2日寝ていればすぐに下がっていたのですが、最近30歳を過ぎた頃から扁桃腺による熱を発症すると喉の痛みが半端なく、そして熱がなかなか下がらなくなりました。この喉の激痛と長引く高熱のため今更ですが「扁桃腺、切ろうかな・・・」と思い始めました。今日は、絶対に切らないと断固拒否していた私の意志を覆しつつある憎き扁桃腺についてお話したいと思います。




目次
1.扁桃腺って何?
2.扁桃腺による高熱とその諸症状
3.繰り返される扁桃炎とその合併症
4.扁桃腺を切った人達のその後
5.まとめ

1.扁桃腺って何?

扁桃腺とは、のどちんこ(口蓋垂)の付け根の両側にあるボコッとしている部位を言います。主な役割は外から進入してきた菌を食い止めて、体内への侵入を防ぐ役割を果たしています。本来なら進入してきた菌を防いでくれるのですが、扁桃腺に菌が付着することにより、炎症を起こして腫れることがあります。これを扁桃腺炎と言います。赤く腫れ上がる時もあれば、扁桃腺の表面に白い膿のようなものが出来たりすることもあります。また酷い場合は扁桃腺が熟れたトマトのように膿んでしまう時もあります。

2.扁桃腺による高熱とその諸症状

扁桃腺の炎症が引き起こす熱はかなりの高熱である場合が殆どです。私の場合は大抵、39℃から41℃付近まで出る場合があります。その他の諸症状として、頭痛、フラフラ感、体がだるいなど風邪の諸症状が現れます。さらに何が辛いかと言いますと、激しい喉の痛みを伴います。痛みのピーク時はつばを飲み込む度に激痛が走り、生きた心地がしません(笑)さらに酷い場合は、あまりの痛さから耳まで痛くなる時もあります。ここまできたら、口を開けるだけで、物を噛むだけで喉と耳が痛くなります。

3.繰り返される扁桃炎とその合併症

風邪を引けば、喉が痛くなり、高熱が出る。そして何日か経てば喉の痛みも治まり、それに伴い熱も下がる。それだけで終わればまだいいのですが、残念ながら扁桃腺による発熱を繰り返す慢性扁桃炎により引き起こされる合併症もあるのです。主に腎臓・皮膚・関節などの部位に以下のような合併症を発症する恐れがあります。

ⅰ)IgA腎症

主に免疫グロブリンの一種であるIgAが免疫複合体を形成し、腎糸球体メサンギウム領域に沈着することを特徴とした疾患です。日本ではIgA腎症患者の予後20年の結果で40%前後が慢性糸球体腎炎を経て、末期腎不全に陥ると報告されていて、深刻な状況に発展する可能性を持っています。

ⅱ)掌蹠膿疱症

皮膚科における症状の一つで手掌・足底に無菌性の膿疱が反復して出現します。基本的に慢性難治性の疾患となります。40代以降に好発し、膿疱の好発部位は母指球部と小指球部、土踏まずと踵で痒みを伴います。悪化すると日常生活に支障を来すほどの痛みを生じます。約10%から30%に胸肋鎖骨関節、脊椎に関節炎を併発します。特に胸肋鎖骨間骨化症を合併することが多く、その場合は、上胸部の疼痛や運動制限が見られます。

ⅲ)関節リウマチ

自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の1つで、炎症性自己免疫疾患です。四肢だけでなく、脊椎・血管・心臓・肺・皮膚・筋肉といった全身臓器にも病変が広がることもあります。

以上のように、扁桃炎を慢性的に繰り返すことで体のあちらこちらに影響を及ぼし、時には命に関わる病に発展したり、人生を大きく変えるような事態に発展する可能性があるということがお分かり頂けたと思います。年間3~4回扁桃炎を繰り返したり、医者から切ることを薦められている場合は、若いうちに切っておく方が後々のことを考えると良いかもしれませんね。

4.扁桃腺を切った人達のその後

喉が痛くなり、高熱が出る扁桃炎・・・。しかし、病院で抗生物質と風邪薬を貰って暫く飲み続けると自然と良くなり、普通の風邪と同じく特段差し迫った状況にはならない。だったら、わざわざ手術をして扁桃腺を切る必要はないのではないか?とその時は思ってしまいます。私もそう思いながら今まで生きてきました。では扁桃腺を切った人達は切る前後でどのような変化が起こったのでしょうか?私の身内に扁桃腺を切った人がいるのでその人のことを少しご紹介したいと思います。

その人は私の従兄弟なのですが、子供の時から扁桃腺が大きいので切るように医者に言われていたようです。またやはり風邪を引く度に40℃前後の高熱を出していました。その度に「ひきつけ」を起こして大変心配な状況でしたので切ることを決意したそうです。術後は、喉の痛みを伴う高熱を出すこともなくなったそうです。風邪を引いてもいわゆる「普通の風邪」で済むので、寝たらすぐに治る感じでした。つまり予後は良くなったということです。しかし、術後2,3日は地獄のような日々だったそうです。喉を切っているので、つばを飲み込む時でさえ激痛が走るそうです。痛さで眠れない日々が続いたこともあったそうです。また当時、扁桃腺の手術は顎の関節を外して行っていたみたいで、術後、一度外した影響もあって、顎の関節が外れやすくなるということも聞きました。これに関しては、当時の医療の状況ですので今はそんなことはないかもしれないのであくまで参考ですが。つまり、扁桃腺を切ると、切る前と比べて明らかに喉の痛みや高熱が出るということは少なくなりそうですが、術後が大変だということです。術後約1週間の激痛を耐えるとその後の風邪事情は良くなりそうです。

5.まとめ

長々と説明しましたが、まとめると扁桃炎を定期的に発症するなら「切ったほうが良さそう」だということが分かりました。扁桃腺を切ってしまうと、体内に侵入してきたウイルスや細菌を食い止めるものが無くなるので、進入しやすくなりますが、それを考慮しても術後の風邪事情は良くなりそうです。また腎臓や皮膚、その他の臓器に悪影響を及ぼしかねないため、そうなるくらいなら切ったほうが良いのではないかと思います。私の経験上、年齢とともに、扁桃炎による喉の痛み、高熱はより酷くそして長引くようになります。これを機に私も今更ながら思い切って扁桃腺を切ってみようかと考え始めました。あと、余談ですが、イソジンでうがいをする時は、最後は必ず水で2回ほどうがいをして、口内のイソジンを落とした方が良いです。イソジンの殺菌能力が強すぎて、正常な細胞を傷つけ、より喉が痛くなったりすることがあります。イソジンうがい後は綺麗に落としきるようにしましょう。

以上で、扁桃腺のお話は終わりますが、扁桃腺切除に対して少しでも勇気付けや参考になれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。

また最近の私の扁桃腺事情について記事「腫れと激痛・・・、扁桃腺の恐怖」にも紹介していますので、良ければ合わせてご覧頂き、扁桃腺について深く知って頂くことで少しでも皆さんのお役に立てれば幸いに思います。





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