食中毒に注意!天然毒素「ソラニン」、「チャコニン」とは?

こんにちは、カズです。相変わらず雨の日々が続いております。これだけ雨が続いていると休みの日も遊びに行く場所が限られてしまいますね・・・。我が家には小さな子供が2人いますので、休みの日は公園に連れて行けとせがまれます。しかし最近は雨のせいで公園に連れて行けていないので子供達の不満は溜まっていく一方です。何とか不満を解消させるために、ご飯を食べに連れて行ったり、ショッピングモールを散策したりしていますが、やはり子供は遊具で遊びたいんですね・・・。公園アピールは依然続いています。早く梅雨明けが来て欲しいものです。




先日、ある小学校で児童複数人が、校内で栽培しているジャガイモを調理後、食べて食中毒を起こしたというニュースを見ました。食中毒と言えば、生ものから引き起こされるイメージがありましたので、なぜジャガイモ?と不思議に思いました。そのニュースによると、ジャガイモは日光に当たると、その当たった部分が緑色に変色し、そこには「ソラニン」、「チャコニン」と呼ばれる天然毒素が含まれているそうです。これらの毒素を摂取することで食中毒が起こったということです。この聞き慣れない「ソラニン」、「チャコニン」について個人的に気になったので調べてみました。

 

目次
1.ソラニン・チャコニンとその摂取経路は?
2.摂取による主な症状と対処法
3.食中毒にかからないために
4.まとめ

 

1.ソラニン・チャコニンとその摂取経路は?

ソラニン・チャコニンとは、主にナス科の植物に含まれています。ジャガイモの表皮や芽の他、ホオズキ、イヌホオズキ、ツルナスと呼ばれる植物にも含まれています。グルコースやガラクトースなどの「糖」と植物由来の窒素を含んだアルカリ性物質である「アルカロイド」から出来ている「グリコアルカロイド」の一種です。

主な摂取経路はジャガイモからの経口摂取であり、過去の食中毒のデータを参照すると、体重50kgの大人がソラニンやチャコニンを50mg摂取すると何かしら食中毒の症状が現れる可能性があり、150mg~300mg摂取することで死亡する可能性があるようです。子供の場合は、耐性が少ないので大人の約10分の1のソラニンやチャコニンを摂取することで、それぞれ食中毒や死亡の可能性があり、注意が必要です。

 

2.摂取による主な症状と対処法

ソラニンやチャコニンを大量摂取してしまうと、以下のような症状が現れます。

・吐き気

・嘔吐

・下痢

・腹痛

・頭痛

・めまい

ジャガイモを食べた後に上記のような症状が出た場合は、我慢をせずにすぐに病院で医師の診察を受けましょう。また重症化すると、眠気・無気力・錯乱・衰弱など、神経症状や視覚障害が見られ、場合によっては死亡する恐れがあります。

症状の発現には個人差があり、早くてソラニンやチャコニンを多く含むジャガイモを食べてから数分後、遅くて数日後と発現時間に幅があります。

病院での主な対処法は、胃洗浄や吸着剤投与、下剤投与などがあります。また、下痢や嘔吐が激しい場合は、脱水症状を起こす可能性があるため、こまめな水分補給など自分で出来ることは積極的に行いましょう

 

3.食中毒にかからないために

ソラニンやチャコニンはジャガイモに日光が当たって緑色に変色した部分に多く含まれています。その量は変色部分100gあたりに100mg(0.1g)以上含まれていると言われています。また、芽に一番多く含まれていて、その他に葉・茎・花・果実・根にも含まれています。食中毒にかからないためには、葉・茎・花・果実・根などはきちんと取り除き、食べないことです。またソラニンやチャコニンは熱では分解しづらいので、ジャガイモを茹でただけではなくなりません。緑色に変色したジャガイモは思い切って捨てましょう!そして、ジャガイモの皮はきちんと剥いて、芽は深くえぐって取り除いてください。小学校などの調理実習などでジャガイモによる食中毒が起こるのはこうした前処理不足が原因である可能性もあります。調理実習だけでなくご家庭でも食中毒が発生しないように前処理は十分に行うことが大切です。

 

4.まとめ

以下に今回の内容をまとめました。

・ジャガイモの緑色部分、芽、葉、茎、花、果実、根には天然毒素「ソラニン」、「チャコニン」が含まれている。特に、緑色部分と芽に多く含まれている。

・ソラニン、チャコニンの摂取は大人以上に子供は特に注意すべきである。

・ジャガイモを食べたあとに具合が悪くなったら、我慢せずにすぐに医師の診察を受ける。重症化すると死の危険性がある。

・緑色に変色したジャガイモは捨て、そうでないジャガイモも皮はきちんと剥く。さらに芽もきちんと深くえぐって取り除く。

以上のように、食中毒は肉の加熱不十分や生ものからだけではなく、穀類であるジャガイモからも起こり得ることが理解頂けたかと思います。調理の際、きちんとした処理を行わないと食中毒は発生しますし、場合によっては死に至ることもあります。個人個人が食物に対する知識を深めることが、食中毒発生の大きな予防になるのではないかと感じています。

 

本日は最後までご覧頂きありがとうございました。





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